証券会社を選ぼう
株ってどうやって買うの?
日本株も米国株も基本的には証券会社から購入する必要があります。
ただ、証券会社と言ってもいくつかあって
- 大手証券会社 野村証券、大和証券、みずほ証券、SMBC日興証券など
- 中堅証券会社 岡三証券ほか多数
- ネット証券会社 SBI証券、楽天証券、マネックス証券、DMM.com証券など
どれを選ぶか悩みどころですな
と言っても、当ブログで扱っている「米国株」を扱うならば基本的には
ネット証券会社
一択かと思います。
何でネット証券会社なの?
理由は単純です。
「取引手数料が安いから」
以上。
ネット証券会社は実店舗を持たない形態を採用していますが、大手・中堅証券会社は基本的には実店舗ありの会社になっています。もちろん実店舗ありなら、それに対応する従業員が必要で、そうなると従業員に払う給料が必要で、そうなると給料を払うために手数料をいっぱい取る必要がある訳で…
と言うのが理由です。もちろん大手にも利点はありますので、完全上位互換という訳ではないですが、少なくとも米国株をこれから始めようと思うのであれば「ネット証券会社」をオススメします。
米国株を保有するなら、ネット証券会社から購入するのがオススメ
じゃあどの証券会社がいいのさ?
ネット証券会社も手数料値下げ合戦をやったりとかなり競争が激しくなっていますが、各企業のポイントを見極めて選んだ方が良さそうです。
銘柄数
SBI証券:約3,500
楽天証券:約2,900
マネックス証券:約3,600
DMM.com証券:約1,000
これを見るとSBIとマネックスがほぼ同数で国内最高クラスの銘柄を扱っている事がわかります。せっかくいい会社を見つけても証券会社で取り扱いがされていなければ買えませんので、銘柄数はそう言った意味でも重要です。
まぁ本当は「サクソバンク」っていう扱い銘柄数:6,000と言う正真正銘のトップがいるのですが、2020年6月現在では「特定口座」に対応していないため正直オススメしません
手数料
企業名 | 手数料内容 |
SBI証券 | 定代金の0.45%(税込0.495%) 最低手数料:0ドル 上限手数料:20ドル(税込22ドル) |
楽天証券 | 2.22米ドル以下→0円 2.22米ドル超 ~ 4,444.45米ドル未満→約定代金の0.495%(税込) 4,444.45米ドル以上→22米ドル(税込) |
マネックス証券 | 約定代金の0.45% 最低手数料0米ドル(無料) 最大20米ドル |
DMM.com | 基本的には0円 |
じゃあ、リスク回避したところで簡単に説明すると
約定代金:株式を購入した際に払う金額。会社によって為替レート等の考え方が違ったりするので注意する。
最低手数料:文字通り最低でもかかる手数料金。約定金額の0.4%が1ドルとかでも以前は5ドル取られていた。現在は値下げ合戦の結果0ドルになる。
最大手数料:文字通り手数料としてMAXで取られる金額。逆に言えば、0.4%掛けて100ドルとかになっても最大手数料分しか取られない。
なんかこれだけ見ると「DMMが最強」に思えるが、もちろんそんなうまい話はない。
DMMが手数料を0円にした分どこでご飯を食べているかと言うと、為替手数料の部分でしっかりと食い扶持をとっている。
DMMに限らずですが、為替手数料についてスーパーざっくり(税金とか考えずに)説明すると
証券会社さんMSFTの株を1株ください
ありがとうございます。
MSFT株価が1株100ドル
為替レートは買いの場合、100円/ドルなので
10,000円になります。
これでMicrosoftの株主になれたー
数分後…
買ったMSFTの株
1株110ドルまで上がったな
よし売ろう
証券会社さん
保有しているMSFT株を売却してください
ありがとうございます。
MSFT株価が1株110ドル
為替レートは売りの場合、99円/ドルなので
10,890円になります。
やったー
890円分儲けちゃった
お分かりですか?このビジネスが
米国株なので、もちろん取引は米ドル決済になります。しかし私たちは日本に住んでいて日本円を決済通貨として使用している人がほとんどなので、一度日本円を米ドルに変える必要があります。これが外国為替というやつです。
詳しくは別の機会で説明しますが、要はこの為替を使って利益を得ているのです。
あれ、もし為替レートが買いと売りで同じなら
110ドル×100円/ドル=11,000円だから
1,000円の儲けだったのか
110円分は為替手数料として頂きましたー
この為替レートの差のことを「スプレッド」って言います。DMMは「配当支払い」の際に他社よりも広いスプレッドになっているため、その分配当金が少なくなってしまいます。
とは言え、約定に関する手数料は無料ですので最終的には好みの問題(配当金が少なくなるのが嫌なのか、手数料がかかるのが嫌なのか)でしょう。
実際に私はDMM.comさんにお世話になっています。
長くなっちゃいましたがまとめると
- ネット証券会社ごとに取り扱い銘柄数が異なっている。
- ネット証券会社ごとに手数料や諸経費の考え方が異なっている。
- 自分のスタイルに合わせて証券会社を選んだ方がいい。
他にも取引画面の使いやすさや約定力など、考慮すべき点はたくさんあるので
とりあえずどれか一つ開設して使ってみるのが一番いいんじゃないですか
条件さえ満たせば一人で何社も開設できる訳ですし…
以上になります。
どの証券会社でもいいのでまずは始めてみて、そしてしっかり生き残りましょう。
それではまた。
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